黒酢と黒酢もろみの違い(成分や効能)を教えてください。

黒酢もろみは、黒酢を作る過程で生まれる一種の沈殿物です。ちなみに、黒酢のもろみともろみ黒酢とは全く別のものになります。

弊社で取り扱っております黒酢は、原料の玄米(国産米100%)に麹菌(黄麹)、地下水のみを使用して仕込みます。かめ壺の中で発酵させ、最低1年以上と時間をかけて熟成されます。その熟成の際にかめ壺の底に玄米が沈澱してできるのが黒酢もろみです。他の玄米は発酵して黒酢に溶けてなくなってしまいます。

ただし、この黒酢もろみは、独特の苦みや渋みがあるため、そのまま食用にするには適していません。ですから今のところは、サプリメントなどで摂るのが主流になっています。

搾った原液が7トンに対し、取れるもろみの量は、約400kgになります。もろみの占める割合は6%ということになりますので、とても貴重なものです。

前述の通り、もろみは黒酢を作る過程で底に沈殿したお酢の栄養分の固まりですので、黒酢由来の有効成分を全てしっかり持っておりますが、アミノ酸に関してはもろみの方が多く入っており、コレステロール値を改善する効果は黒酢そのものよりももろみの方が強いという報告もあります。

黒酢は身体に良いと分かっていても、液体のため、外出先で気軽に飲めない、またはどうしてもお酢が苦手という方にもろみをオススメしております。